大学では、学生の方々が、卒業論文研究、大学院修士論文研究などですばらしい研究をしておりますが、これらの多くの研究は、あまり世間に出ることなく終わります。本制度は、これらの研究をできるだけ社会に紹介していきたいという事です。このことは、本人はもとより大学、国にとりましても、的財産を創り出すことになります。
 応募は、研究場所(大学、民間、個人研究所など)、経験(年齢)など問わず、どなたでもできます。 あくまで、「自身が、このような研究を行い、このような成果を得、このような研究分野での活動が期待できる」ということに対して協会が認証する制度になります。
 科学士の名称は、できるだけ研究内容に沿うように当事者と相談しながら決めて与えます。
 本制度は、本協会が独自でスタートいたしましたが、今後、科学の普及、振興に多大な成果が期待されるときには、国、市町村、関心を持つ大学、企業、団体などが連携して発展させることが大事と思われます。
 これまで、8名の科学士が誕生しております。大学での卒業論文研究、修士論文研究、研究所での研究などで成果を得た学生諸君(研究者)には、ますます、応募していただき科学士の資格を獲得して頂きたく事を希望します。
 現在、科学士に対する特典はありませんが、研究を行ったという学生(若き)時代の思い出として、また、知的財産の一つとして、さらには、科学の発展に活用するなどそれぞれ自由です。当協会は、微力ですが、本制度を通して、科学の普及、発展に努めてまいります。